大分駅北口の目の前にJR九州のホテルがあるのですが、その屋上にある温泉、てんくう。
街中にある温泉というだけでもなかなかないと思うのですが、屋上の露天風呂から別府湾を見渡せるのはとってもすばらしい。
何が素晴らしいのかというと、露天風呂からの眺め。そして、リラックスルームからの眺望など、その眺めが最高なのです。
大分駅前のシティスパてんくうのいいところはこんなところなのです。
大分にはソニックで到着
大分にはソニックで到着。ソニック883系は1997年から働き続けている有名な博多から小倉を経由して大分まで行く特急電車。
若干古さが感じられるようになってきていますが、まだまだ現役の電車。ソニックは青いものだと思っていたのですが、白いソニックも最近は運航しているよう。今度乗ってみたいですね。
乗り心地も悪くなく、指定席には、新幹線のようにコンセントも付いているのでスマホやパソコンを多用する現代人には嬉しい装備です。
帰りに乗った自由席にはついていなかったし、何号車が自由席なのかは列車によって異なるので指定席がいいかもしれません。
大分駅の駅ビル、JRおおいたシティの中にある温泉
駅について改札から出ると待ち構えているのは、大分駅の駅ビル、JRおおいたシティ。
1階に軽く食べられるレストランも多いし、3~4階にもレストランがあります。
アミュプラザおおいたという大丸や伊勢丹のようなデパートみたいなショップもあり、買い物にも最適。
南口には100円ショップセリアやスーパーfoodway、ベスト電器やマツモトキヨシなどもあるので、一通りのショップが揃っているのではないでしょうか。
その中にJR九州ホテルブラッサム九州があります。そのホテルフロントは9階なのですが、そのまま、19階に上がればシティスパてんくうがあります。
ホテルの宿泊客が利用できるようになっていますが、スーパー銭湯のような造りになっているので、一般客でも気軽に入ることができます。
今回も、日が暮れてから入ったのですが、観光客より、一日の疲れを癒しに来たサラリーマンの姿も少なくありません。
入浴に来ていた客層は20代が主流でした。
シティスパてんくうの詳細は?
シティスパてんくうはこのような眺望。素晴らしいながめです。
天然温泉で高濃度炭酸泉。地下700mからくみ上げて露天風呂のある最上階である21階まで運んでいるという素晴らしさ。大深度地熱温泉という温泉で、古代の植物に由来する炭酸ガスを含んだ深層熱水とのこと。
透明なものでライトアップされている湯船もありますが、茶色がかった船室の方が本来の温泉。にゅうよくごははだがすべすべになったので、温泉効果はあるといえるでしょう。
泉質はPH8.0の弱アルカリ性、ナトリウム―炭酸水素塩泉。適応症は、神経痛、関節痛、慢性消化器病、冷え性、疲労回復とのこと。
外が見える内湯もありますが、内湯は20階なので、やっぱり21階にある露天風呂の方が見晴らしがいいですね。
他にもアロマスチームサウナがあります。追加料金を払えば、男女兼用になりますが、ドライサウナ、クールスパ、岩盤浴、天空ラウンジが使えます。
他にも別料金ですが、ボディケア、アロマテラピーなどもあります。
カフェバーてんくうではキンキンに冷えた生ビールも。壮観な夜景とともに九州名物と飲むビールは格別です。
営業時間は11時から24時まで。終電を逃して朝までここで過ごそうというわけにはいかないのはちょっと残念。
JR九州ホテルブラッサム大分に泊まってほしいということなのかもしれませんが、始発まで営業していてほしいですね。
料金は、入浴だけなら1600円、サウナや岩盤浴、てんくうラウンジにも入るなら、2000円。(2019.11.26現在)この絶景なら、格安だといえるのではないでしょうか。
いまなら、キャンペーンで、次回10%OFFのチケットも配っているので、お得さ倍増です。
あとは、若草公園の近く薄利多売屋へ
薄利多売屋は昭和レトロ感満載の串カツ居酒屋。
ごちゃごちゃしているけれど、かえって落ち着ける居酒屋でした。
付きだしがキャベツなのですが、お替り自由。これだけでもお得感があるのですが、スープも付いてくるというサービス付き。
思わずファンになってしまいそうな店でした。
まとめ
大分駅前にある温泉シティスパてんくうの男性用の露天風呂の位置はここ。女性用はこの後ろ側になります。
駅ビルの中にある地下700mからくみ上げた海洋深層水の温泉は、肌がすべすべになる本物の温泉でした。
おおいた市街にはあまり高い建物がないので、露天風呂のある21階からの眺めでも十分に別府湾を見渡すことができます。
露天風呂から見える高級ホテル日航大分に泊まるのもいいかもしれませんが、手ごろなホテルに泊まってこの温泉に入るのもいいのではないでしょうか。