茨城県潮来(いたこ)市の水郷潮来あやめ園で27日、花嫁が小舟に乗って新郎のもとへ向かう恒例の「嫁入り舟」が始まった。
開催中の「あやめまつり」のイベントとして毎年行われ、今年は6月25日までの期間中、29組のカップルが参加する予定。周辺は1960年頃まで、張り巡らされた水路で、嫁入り道具を積んだ舟に乗って嫁ぎ先に向かう風習があり、その様子を再現しているという。
この日午前、白無垢(むく)姿の花嫁を乗せた手こぎ舟がゆっくりと出発すると、岸辺で見守っている人たちから「おめでとう」と声がかかった。今回は、市内でただ一人となった船大工、荒原勇さん(82)が新たに造った舟が初めて使われている。
こころが荒むニュースが多い中、「ほわっ」と温まるニュースですね。
こんな暖かいニュースがいっぱい流れる世の中になってくれたらいいですね。
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