<中国>北京トップ、習氏側近 異例の「三段跳び」

 【北京・河津啓介】27日の新華社通信によると、中国共産党は蔡奇(さいき)・北京市長(61)を、北京トップの市党委員会書記とする人事を決定した。蔡氏は過去に習近平国家主席(総書記)の部下として長く仕えた側近とされる。今年1月に市長に就任したばかりで異例のスピード昇格だ。北京市党委書記は、最高指導部の政治局常務委員に次ぐ政治局員ポスト。一般党員である蔡氏は秋の中国共産党大会で、党中央候補委員、中央委員を飛び越す「三段跳び」で政治局員に昇格することが確実になった。

秋の党大会は、2期目を迎える習指導部の人事が大きな焦点だ。2012年の前回党大会で決まった現在の指導部人事は、習氏が選ばれる側であり、今回初めて主導する。習氏はかつての部下を地方指導者や閣僚などに抜てきし、布石を打ってきた。蔡氏の北京トップ登用は、党大会を前に、習氏の「1強体制」を鮮明にする大型人事と言える。

北京市党委書記は、政治局員として国政にも関与する。習氏を「核心」とする中国共産党の指導体制は、習氏を含む政治局常務委員(7人)の下に、政治局員(常務委員含む25人)、中央委員(政治局員含む約200人)、中央候補委員(約170人)で構成される。現在は北京、上海、重慶、天津の4直轄市、広東省、新疆ウイグル自治区の党委書記が政治局員ポスト。

蔡氏は福建省出身。同省三明市長を務めた後、浙江省に移り、省都の杭州市長などを歴任、習氏が両省の指導者時代に仕えた。習氏が最高指導者となった後は、14年3月に中央国家安全委員会弁公室の初代の副主任に。昨年10月に北京の市長代理に抜てきされた。

また、蔡氏の昇格に伴い、陳吉寧・環境保護相(53)が北京市長代理に就任することが決まった。

最終更新:5/28(日) 10:54

毎日新聞


中国の動きから目が離せない。

北朝鮮をコントロールできるのは、中国かロシアくらいだろう。

アメリカ(トランプ)がロシアと親密なのも、なんとなく面白い。

さあ、世界はどんなふうに転がっていくのかな。

戦争が起こらない程度に、楽しませてくれるなら、素晴らしいエンターテイメントショー!!

世界規模のエンタメって、(笑)

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