国連は8日、イラク軍による過激派組織「イスラム国」(IS)の掃討作戦が最終段階に入った北部モスルのIS支配地域から脱出しようとして、ISに殺害された住民が先月26日以降、少なくとも231人に上ると発表した。またISを狙った空爆でも住民50~80人が死亡したという。
国連人権高等弁務官事務所によれば、5月26日にモスル西部のIS支配地域から逃げようとした住民27人を殺害。今月1日にも少なくとも163人が殺害された。戦闘が続き、遺体は数日間路上に放置されたという。3日には41人が殺された。
イラク軍は5月25日、ISへの総攻撃開始を前に、取り残されている住民に退避を呼びかけるビラを投下していた。
5月31日には空爆で住民が死亡したとされる。国連はイラク軍と有志連合に対し、民間人を巻き添えにしないよう求めた。(アルビル〈イラク北部〉=翁長忠雄)
朝日新聞社
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