大阪市は、ネット上の3件の動画をヘイトスピーチと認定し、1日、その内容と投稿者名を公表しました。
去年7月に施行された大阪市のヘイトスピーチ対策条例。市は、在日コリアンらの団体が審査を求めていたネット上の動画について、弁護士などからなる審査会の答申を経て、3件をヘイトスピーチと認定しました。
ヘイトスピーチと認定されたのは、「ダイナモ」と「yuu1」2つのアカウントで投稿され、「ゴキブリ」や「朝鮮人をたたき出せ」などの言葉が繰り返されていました。4年前に行われた在日韓国・朝鮮人に対する差別的なデモ活動で、市が削除を要請し動画はすでに消えています。
「これは違法行為なんだということを多くの市民の皆さんに知っていただくという意味では、今回の公表措置というのは十分意味があるんじゃないかなと」(吉村洋文大阪市長)
しかし、審査を求めていた団体は氏名ではなくアカウント名の公表だけでは懸念もあるとしています。
「表現等を微妙に変えて、わかりにくく、一見するとヘイトスピーチではないかのように装って同様の趣旨のことを行うというのはこの間起こってきているので、行政の皆さんと協同して、そういう文言含めて囲いこんでいくしかない」(ヘイトスピーチを許さない大阪ネットワーク 文公輝事務局長)
これについて吉村市長は、法律でサイトの運営者が投稿者の本名を明らかにすることは禁止されているため、今後、国に対してもヘイトスピーチの規制を働きかけたいとしています。
毎日放送
今まで、ヘイトスピーチをしてきた人、ドキドキしていない?
自分で信じてやったことなら、最後までやりきろうね。
うしろから人の頭を殴ったり、
弱いものを村八分にしたり、
大勢について、自分が守られるってそんなことない。
戦時中も、みんな大勢についていって死んだ人もいっぱいいるもんね。
自分の進路は自分で決めて、自分で責任持ちましょう。
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