日本付近に停滞する前線などの影響で、衆院選は全国的に雨の中での戦いが続いている。台風21号も近付いており、投開票される22日も西日本から北日本にかけて広い範囲で大雨となる可能性がある。有権者の出足が鈍って投票率が下がることが懸念され、台風の影響が大きいと予想される地域では、期日前投票の利用呼びかけや離島での投票日繰り上げの検討などを始めた。
気象庁によると、衆院選が公示された10日から8日間の各地方の降水量は、九州北部で平年の3.86倍▽沖縄で2.5倍▽関東甲信で1.92倍▽東海1.91倍--など。一方、日照時間は全地方で平年以下の44~88%にとどまった。
台風21号は今後、勢力を強めながら北寄りに進み、22日には日本列島の南に達する見込み。10月は通常、太平洋高気圧が弱まるため、台風は日本に上陸せず南の海上を進むことが多いが、今年は例年より高気圧の張り出しが強く、その縁に沿って日本に近付くルートを通っているという。台風が近付くと停滞する前線に暖かく湿った空気が流れ込み、広い範囲で雨が強まる恐れがある。
気象庁は沖縄・奄美地方で21日から大荒れの天気となり、西日本から北日本でも台風の進路によっては同日から大雨になると予想し、注意を呼びかける。
沖縄県選管は17日から、ホームページで有権者に期日前投票を利用するよう呼びかけた。公職選挙法では、災害などで選挙当日に投開票できない場合、選挙期日の延期(繰り延べ)や繰り上げが認められており、同県選管は「天候を直前まで見極めて判断する」としている。【金森崇之】
◇公示日以降(10~17日)の平年との比較
(平年比・%)
地 方 降水量 日照時間
北海道 111 75
東北 110 46
関東甲信 192 54
北陸 87 59
東海 191 62
近畿 170 52
中国 165 51
四国 184 56
九州北部 386 44
九州南部・奄美 117 70
沖縄 250 88
週末、雨模様。
というか、台風模様。
ヘリコプターも落ちたことだし、今日は早く寝よう。
おやすみなさい。
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