海老蔵親子が神事 異例の公開! 麻央さんに届け…海老蔵、勸玄くんとの「親子宙乗り」安全祈願修祓式 

6/29(木) 19:54配信

提供元:スポニチアネックス

 歌舞伎俳優・市川海老蔵(39)が長男・堀越勸玄くん(4)と親子宙乗りを披露する東京・歌舞伎座「七月大歌舞伎」(7月3~27日)の宙乗り安全祈願修祓(しゅうばつ)式が29日夜、同所で行われ、海老蔵、勸玄くんが出席し、舞台の安全を祈った。

【写真】きっと見守ってくれる…祈る海老蔵と勸玄くん

来月3日開幕の公演に先立ち、執り行われた修祓式。宙乗りなどの特別演出を行う際、舞台が無事進行するように神事を執り行うもので、海老蔵と勸玄くんが客席から舞台に上がり、設えられた祭壇に玉串を奉納した。

妻・麻央さん(34)の旅立ちを伝えた23日の涙の会見以来、初の公の場となった海老蔵。ブログでは連日、愛妻のいない喪失感を吐露。この日朝も「あの日から涙のでない日がないです」とつらい胸の内を記していたが、修祓式では、直前まで行われた稽古の疲れも見せず気力あふれる表情。また、時折、勸玄くんに話しかけるなど、優しいパパとしての一面も。

勸玄くんは夜の部「駄右衛門花御所異聞(だえもんはなのごしょいぶん)」で白狐役を演じ、海老蔵と親子2人での宙乗りに挑戦する。歌舞伎史上最年少での宙乗り。麻央さんは勸玄くんの晴れ姿を見ることを闘病の支えにしていたが、そんな母親の気持ちをくんでいるのか、式では父親の隣に寄り添い、歌舞伎役者の顔。宮司の読み上げる祝詞を頭を下げて聞いていたほか祭壇の前でも深く頭を下げ、役割を果たした。

歌舞伎座によると、今公演の夜の部のチケットは完売(当日券の分はあり)。また、修祓式は神事のためこれまで非公開としてきたが、今公演への注目が高いことから報道陣に公開するという異例の運びとなったという。

勸玄くんの出演については、海老蔵は日々のブログで心境を吐露。26日には勸玄くんが「舞台でない。といいだした」とことを明かし、「まいってる上に更に参る。もはや降参。降参です…」と途方に暮れている様子をつづったほか、27日には「母を失いそして大舞台をさせること、本当にすまない、本当にすまない判断だったと、酷な判断な結果となってしまった、と反省」と複雑な思いも。それでも28日には「互いに頑張ろうね。ママが見守ってくれてるから 一緒に頑張ろう」と呼びかけて気合を入れ直していた。


つらい中でも頑張る姿。

素晴らしいですよね。

おのれの逆境にずぶずぶにはまり込み、嘆きからはい出せないことってありますよね。

そんな中、神様の力を借りてでも、前に進もうとする思いは素晴らしいです。

忘れるわけではない。無視するわけでもない。

心の糧にして、より大きく、強く飛んでいくためのステップとして自分のこころとからだに取り込んで前に進むのは素晴らしい。

肉体があれば制限もあるが、心だけになれば、境界がなくなる。

いつまでもともにいることができる。

それに気づくことができたものは、強く、大きく、立派に羽ばたくことができるはず。

<小林麻央さん死去>なりすまし投稿…ツイッター社対応は

6/28(水) 19:29配信

提供元:毎日新聞

 市川海老蔵さんの妻でフリーアナウンサーの小林麻央さんが22日に他界し、列島に悲しみが広がった。その裏でツイッター上に悪質な「なりすまし」投稿があった。実在する弁護士の名をかたり「姪(めい)の小林麻央が亡くなった」とする内容。23日に海老蔵さんが記者会見する前で弁護士事務所に批判や問い合わせが殺到し、一部メディアも速報するなど混乱した。ツイッター社の対応はどうだったのか。【大村健一】

唐沢貴洋弁護士(39)が異変に気づいたのは23日午前9時半ごろ。勤務する事務所に報道各社から真偽の問い合わせが相次いだ。現在ツイッターは利用せず、麻央さんとは血縁関係にない。そもそも、5歳下の麻央さんが姪とは考えにくい。

「またか」と唐沢さんは思った。5年前、インターネット掲示板「2ちゃんねる」で中傷されたという男性の依頼で書き込み削除を手がけると、自身への中傷が過熱。殺害予告が推定100万件以上あり、3年前には逮捕者も出た。

唐沢さんになりすますアカウントは、確認できるだけで約140に上る。たわいのない投稿が続くが、今回は違った。「メディアも含めて多くの人が信じたのです」。ネット上に「親族の気持ちを配慮しろ」など怒りの声があふれ、一部のネットメディアは唐沢さんへの確認も取らず「死を報告した弁護士のツイッターが炎上」などと報じた。

「人生で一番泣いた日です」と海老蔵さんがブログで麻央さんの死去を示唆したのは23日午前8時前。なりすまし投稿は午前3時前で、非常に早かった。

唐沢さんは23日午後、なりすましアカウントの凍結をツイッター社に申請したが認められなかった。被害の深刻さを伝え、25日朝になってようやく凍結され、閲覧できなくなった。それまでの間に確認されただけで約4200回リツイート(拡散)された。唐沢さんは「対応の遅れが被害を広げた」と怒る。

ツイッター社の日本法人は取材に「なりすましは禁止しているが、同姓同名の可能性もある。パロディー目的のアカウント作成も認めている」と説明する。同社の規定では、パロディーの場合はその旨を明記し、誤解を招かないようにしていれば削除されない。

問題の偽アカウントは弁護士事務所の開設日や所在地を載せ、パロディーの記載はなし。唐沢さんは「ツイッター社はほとんど審査していないのではないか」と見ており、同社の責任も追及する構えだ。偽計業務妨害容疑などでの刑事告訴も視野に、なりすまし人物特定の手続きを進めている。それでも「過去の例から考えて道のりは長い。当たり前の話だが、だまされる前に情報の出所と内容を精査してほしい」と話す。

最終更新:6/28(水) 22:55

提供元:毎日新聞


Twitterって怖いんだね。

なりすましもさることながら、根拠ないデマが、本当だと信じられてしまうところが恐ろしい。

実際、何でも書き込めるし、情報の出どころなど誰も確認しない。

それなのに、本当の情報だと信じてしまう。

「嘘を書くな」「親族の気持ちを考えろ」と書き込む人たちは、

自身のリブログや、その偽情報を信じて拡散させた罪の認識はないのだろうか。

本人は正義感から言っているのかもしれないが、事実かどうかも確認せず、安易に信じる方もどうかと思うが。

ともかく、ネット上の情報を「100%正しい」と信じられる人間がいることと、

そのような風潮があることの方が恐ろしい。

そして、自分が正義だと信じ込んで、フェイクを信じた自らの罪は顧みず、相手を徹底的に悪者にする、

そんな人間の存在が、もっと恐ろしい。