手書き処理、不正の温床か=データ記録の自動化検討―神鋼

10/21(土) 10:21配信

時事通信

 神戸製鋼所の品質データ改ざん問題で、製品検査に使用される測定装置の数値を自動的に検査証明書に記録するシステムが一部工場で整っていなかったことが21日、分かった。装置が示したデータを社員がいったん紙に手書きし、証明書作成時に改ざんした数値をパソコンに入力していたという。神鋼は人手が介在する旧来型の仕組みが不正の温床になったとの見方を強めており、記録の自動化を再発防止策に盛り込む方向だ。

神鋼が8日にアルミ・銅製品のデータ改ざんを公表してから、間もなく2週間。同社はこの間、工場に残る資料を調査したり、OBも含めた社員に聞き取りを行ったりして、全容解明を進めてきた。

検査は、出荷時に製品の強度などが顧客の求める仕様に合っているかどうかを調べるために行われる。神鋼幹部はこれまでの調査を踏まえ「(証明書作成が)全ての工場で完全に自動化されておらず、『何か』をしてしまう機会はあった」と指摘。同社は、不正が発覚した工場ごとに異なる改ざんの手口が存在していたとみて、詳しく調べている。現在のところ、改ざんを「指南」するマニュアルなどは見つかっていないという。

最終更新:10/21(土) 13:27
時事通信


モノづくりの現場って、手書きが多いよね。

システム導入しても、「そんなものより技術が大切」ってなもんでしょう。

手書きの方が、簡単で、時間が短縮できる。

だから、コストを削減できるし、誰にでもできる作業になる。

人は、一度覚えた環境から、抜け出すことをしないものだけど、

この事例は、最たるものだと思う。

やらない理由は何とでも付けられる。

やる理由も同じく、何とでも付けられる。

理由が大切なんじゃなくて、

前に向かって歩く姿勢が歩かないかが大切なんじゃないかな?

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